【214杯目】きぶん一 蒲原ラーメン

月岡温泉の入り口にある「蒲原ラーメン　きぶん一」。


蒲原ラーメンといっても、この名称を使うのは、たぶんこの店だけ。
だから蒲原ラーメン＝「きぶん一」ということだ。


メニューはシンプルで、蒲原ラーメンと肉ラーメンだけ。
基本の蒲原ラーメンを注文。

底の浅い幅広の器で運ばれてくる。　冷し中華の器を転用したとのことだ。


スープはライトな豚骨で白濁している。あっさりとしていて飲みやすく、ミョウガが効いている。

麺は細縮れ。　量は少なめだが替玉1回無料。
そろそろ替玉を注文しようかと思っていると店主が親切に替玉を薦めてくる。

替玉にも紅生姜が付いてくるが、スープと混ざると味が変わるので、紅生姜抜きにすればよかったかも。

具はネギ、海苔、チャーシュー3枚、ゴマなど。


店主の丁寧な接客がとても好印象。


【住所】新発田市月岡温泉669-1
【営業時間】11:00～14:00　
【定休日】木

【213杯目】仙台っ子 ラーメン

仙台出張の夜、仙台駅前で飲んだ後の締めのラーメンは「らーめん堂仙台っ子」。　

何も知らずに目に付いた店に入ったのだが、出てきたラーメンは横浜家系ラーメンに瓜二つ。
店内のどこにも、横浜とか家系の文字はないので、家系で修行したわけではない様子。


相当酔ってたので味はまったく覚えてない。
確か太麺か細麺かを選択できた気がする。

ネットで調べてみたら7～8店舗経営するチェーン店らしい。


【住所】仙台市青葉区中央1-8-38
【営業時間】11:00～翌2:00
【定休日】なし

【212杯目】本竈（仙台） 正油ラーメン

今回は仙台への出張となり、仙台に行った時は絶対食べたいと心に誓っていた「らーめん　本竈」へ。

場所は岩切駅の近くで、土地勘は無かったが地図を見ながら迷わず12時45分に到着。

店舗は木造りで、新潟で言えばだるまや系の店に多そうな雰囲気。
東北Ｎｏ．1との呼び声も高い繁盛店だが、意外なことに行列なしですんなりと案内される。　　店員の応対は感じ良い。　厨房のスタッフも無駄の無い動きで繁盛店の雰囲気が伺える。ただ麺上げをしている店主？のリズムに乗った動きが少しコミカルで笑える。


ここは基本の正油らーめん大盛りに味玉トッピングで。

メニューには、スープは鶏がら、豚骨を煮込んだものに魚介を加えると書いてある。
飲んだ感じは少し魚介が強めに感じる。　テーブルに魚粉が置いてあるのは珍しい。　後半、魚粉を投入すると魚介風味が増して、一段と美味しくなった。

自家製らしい麺は、中細ストレート。これも好みに合っている食感。

具は海苔、メンマ、ネギ、チャーシューにトッピングの味玉。
太いメンマは歯ごたえがあって美味い。　味玉の半熟具合も絶妙。


スープ、麺、具のそれぞれがレベルが高く、拘りを感じるが流行のラーメンという域を出てはいない。
ただ、その流行のラーメンが好みに合う自分にとっては非常に満足度の高い一品。


【住所】仙台市宮城野区岩切字大前56
【営業時間】11:00～15:00　17:30～21:00
【定休日】月

【211杯目】八珍亭 特製みそラーメン

旧・巻町にある「味の八珍亭」。
巻の三大味噌ラーメンと呼ばれているかどうかは知らないが、「こまどり」、「古潭」と並んで味噌ラーメンの美味しい店。


広い座敷のある大きな店舗で駐車場も3箇所ある。
12:10入店、殆ど満席。


注文したのは、一番人気である特製みそラーメン。

運ばれてきた味噌ラーメンからは思いっきりニンニクの香りがする。
見た目は「こまどり」と似た感じでたっぷりと野菜炒めが乗っている。
野菜はキャベツ、キクラゲ、もやし、玉葱などと挽肉も多めに。

スープは味噌の味が強くて、少ししょっぱい。たぶん野菜とスープを中華鍋で炒めているのだと思うが、野菜の甘みが出ている。　ニンニクが効いていてクセになる味。

麺は極太で歯ごたえのある麺。　「こまどり」と似ていてスープとの相性が良い。


ホントに存在感のある味噌ラーメンだ。


【住所】新潟市西蒲区仁箇1277
【営業時間】10:00～21:00
【定休日】月

【210杯目】中華亭 中華そば

新潟駅南の笹口にある「中華そば　中華亭」。
笹出線から少し路地に入った目立たないところにある。
新潟市では老舗の燕三条系の店。


かなり年季の入った店内。カウンターの椅子はボロボロ。　レンゲも相当使い込んでいるらしく茶色くなってきている。
絶対に設備投資なんかしないぞ、と怖そうな店主の背中が言っている。
ただ中華そばは600円と50円値上げしていた・・・。


この店では「ラーメン」と注文すると注文を受けてくれないことで有名。
もちろん、メニュー通りに「中華そば」を注文。
この店のお陰で他の店でも必ずメニュー通りに注文するようになった。


燕三条系らしく、白くて細かい背脂が雪のように降りかかっている。
平打ちの極太麺と醤油味の濃い煮干風味のスープとの相性がいい。
ただ麺は、茹ですぎていて柔らかすぎる。


具はチャーシュー、メンマ、玉葱。
このスープには玉葱がよく合う。

新潟の歴史を引き継いでいるような店。
年に1度くらいは食べたくなる。


【住所】新潟市中央区笹口3-16-34
【営業時間】11:00～14:00　17:30～21:30
【定休日】月

【209杯目】古潭 野菜味噌ラーメン

西蒲区の旧・巻町にある「らーめん古潭」。
一方通行の商店街にあるのだが、店舗は目立たないので、よく見ていないと通り過ぎてしまいそう。


通り過ぎてしまいそうなこの店を有名店にしているのは味噌ラーメン。
デフォルトと言ってもよさそうな野菜味噌ラーメンにチャーシューをトッピングで注文。
野菜味噌で600円も安いが、トッピングが全て50円なのはうれしいポイント。


巻といえば「こまどり」の濃厚味噌があまりにも有名だが、ここの味噌ラーメンは全く違うタイプ。

スープは白味噌仕立て。野菜の甘みと油の具合が良い感じ。
具はキャベツともやしを茹でたもの。
麺は味噌には珍しく少し細目の縮れ麺。中華鍋で麺を茹でるのは珍しい。


この麺とスープと野菜のコラボは美味いの一言に尽きる。


途中で七味を投入すると、さらにグッと旨味が増す。
味も値段も充分に行列する価値あり。


【住所】新潟市西蒲区巻甲2908-6
【営業時間】11:00～15:00　17:00～19:00
　　　　　　（土日祝）11:00～19:00
【定休日】月